【公式】テラクオーレ（Terracuore）テラクオーレが大切にしていること

すべるようにキメ細やかな肌、ツヤをたたえた髪、しなやかな感性。

日本女性が本来もつそんな美しさを、
オーガニック植物のパワーで最大限に引き出すため
4つのことを大切にしてモノづくりを行っています。

北イタリアの豊かな土壌 The rich soil from the Northern Italy

アロマテラピーやハーブ療法などホリスティックな哲学が歴史の中に根付いているイタリア。スローフード発祥の地でもある、北西部ピエモンテ州の小さな田舎町にオーガニックコスメを作る工房がありました。その土地で育った高品質なオーガニック植物を使い、伝統的に根付く植物学の知恵に基づいて、ひとつひとつ丁寧に手づくりされた製品たち。それが、テラクオーレの原点です。

アルプスの麓にあるのどかな丘陵地帯に、日本国内では中々見られないような広大なオーガニックハーブの畑と美しい自然が広がります。

混ざり気のない豊かな大地、太陽の光や澄んだ空気といった自然環境の恩恵を一身に受けて育くまれるオーガニックハーブは、ピュアでダイナミックなエネルギーに満ちています。
乾いた風と強い日差しの夏、厳しい寒さの冬が巡る環境下で、しっかりと根をはり生き抜いたハーブや花々は、春頃になると色とりどりに咲きほこり、みずみずしく豊潤な香りで農園を満たします。

テラクオーレの製品には、そこで厳選されたオーガニック原料を丁寧に摘み穫り、贅沢に使用しています。
例えば、１gのエッセンシャルオイルを作るには約1,500輪も必要とされるダマスクローズ。

その収穫は、香り立ちを損なわないよう、早朝5時から太陽が昇る前に。花びらの水分のなかに含まれるエッセンシャルオイルが揮発しないよう、花びらに朝露が残った状態のまま手摘みし、精油やエキスを抽出しています。

心を満たす花々の香りや大地の力をボトルひとつひとつにたっぷり閉じ込めています。

主なオーガニックハーブ The key ingredients

ダマスクローズ

クレオパトラも愛したとされる、甘くみずみずしい香り。１gのエッセンシャルオイルには約1,500輪も必要とされる大変希少なもの。キメを整えて保湿し、美肌効果があるとされています。
カモミール

ヨーロッパで紀元前から愛用されてきたキク科のハーブ。マザーハーブとも呼ばれ、肌荒れを防いで美肌を育むとされています。香り立ち豊かなローマンカモミールと、肌に潤いを与えるジャーマンカモミールなどの種類があります。
ジャスミン

1gのエッセンシャルオイルには、約8,000輪もの花が必要とされる、ローズ同様に大変希少なもの。その希少性と、濃厚でセンシュアルな香りの豊かさから「精油の宝石」と呼ばれています。エモリエント効果に優れ、もっちりと吸い付くような肌へ整えます。
ラベンダー

「洗う」を意味するラテン語に由来し、鎮痛・抗菌・抗炎症作用を持つことから、古代ローマ時代より身体や傷口の洗浄に使われていました。香りのリラックス効果も高く「万能ハーブ」とも称されます。

イタリアピエモンテの風景 Landscape of Piemonte

北イタリア・ピエモンテ州には、いくつもの広大な農園が広がります。
豊かな自然に囲まれる丘陵地帯に歴史ある建造物が連なっています。
スローフード発祥の地のピエモンテはチーズの名産。その他にトリュフやお米等も有名です。
貴重なダマスクローズが咲く様子。5~6月の収穫時期は豊潤な甘い香りが農園をいっぱいになります。
まるでお花の絨毯のように、カモミールが農園をうめつくし圧巻の光景が広がります。

植物の持つパワーを最大限に引き出す Extract the most power of plants

数ある有機農法（オーガニック農法）の中でも特に厳格で、通常の農法に比べ5倍手がかかるとも言われる「バイオダイナミック農法」で栽培された原料を、可能な限り採用しています。ドイツの人智学者ルドルフ・シュタイナーによって提唱されたこの農法は、天体が地球上の生命に及ぼす影響に着目して、太陽・月・星の運行に基づく宇宙のリズムを取り入れて行うもので、植物の持つパワーを最大限に引き出す農法と言われています。

化学肥料や農薬を使用しないのはもちろんのこと、この農法では必要以上に栄養素を与えません。

雄牛の角に牛糞やハーブを詰めたものを地中深くに埋めて熟成させる「調合剤」を肥料とし、土壌そのものの生命力を高める、という考え方が特徴です。
種まきから収穫までの作業は、天体の動きに合わせてつくられた独自のカレンダーに沿って、最も良い日取りや時間帯を吟味して行っています。

通常よりも手間も時間もかかる農法ですが、自然のリズムに調和し、人間と地球がお互いに尊重しあいながら、一体化するような不思議な魅力があります。
この農法で育まれたハーブは、自分の力で生き抜く力強さとエネルギーに溢れ、土壌もまた生命力を輝かせています。

厳しい基準を持つオーガニック認証の取得も、確かな品質を約束する証です。

取得しているオーガニック認証　

安心してご使用いただくため、第三者有機認証機関のさだめる規格をクリアし、
全ての製品において認証を取得しています。

SoCert(ソサート)は自然原料を用いた化粧品、洗剤などを対象とするイタリアの認証機関です。水を含む全成分の20％以上がオーガニック原料であることという、厳格な基準を設けています。原料には、SoCertによってその使用を許可されたものを使用しています。
※製品特性により、別途オーガニック原料配合規定％が設定されているものもあります。
ICEA（イチェア）は国際的にも有力なイタリアの有機認証機関です。農産物や水産物といった食品の他、オーガニック原料を使用した化粧品や日用品など、認証品目は多岐にわたります。
Demeter（デメター）は、ドイツを中心とするバイオダイナミック有機栽培農家・生産者・加工業者による連盟です。デメター認証原料を、水を含む全量のうち90％以上に使用する等、欧州認証機関のなかでも非常に厳格な基準を設けています。
有機JASは、日本のオーガニック認証です。農林水産大臣が定めた品質基準や表示基準に同格した農林物資の製品につけられます。

バイオダイナミック農法 Biodynamic Agriculture

3.土の中で熟成された「調合剤」をとりだし、一定の濃度に希釈し、均一に地面に散布して、大地にパワーを与えます。
4.苗植えも独自のカレンダーに基づいて、ハーブの種類ごとに決められた日に行います。
5.天体と大地のパワーを受けて、すくすくと育つ元気なハーブ。実際に、エネルギッシュなバイオダイナミックハーブは病気にも強いそうです。
6.バイオダイナミックハーブは強い生命力を持ち、収穫量も通常の有機農法に比べ倍に上ることもあるそうです。
1.バイオダイナミック農法のカレンダーに基づいて、一年の計画を立てます。
2.雄牛の角に堆肥や牛糞をつめて土に埋めてひと冬またはひと夏じっくり寝かせて、「調合剤」のもとを作ります。

植物の生命力を凝縮した豊潤な香り Rich and mellow aroma of condensed the vitality of plant

そのとき感じている香りが心地よければ、スキンケア効果は何倍にもなると言われています。シンプルメソッドの中で最大の効果を引き出すため、オーガニック植物の自然な香りを感じていただける精油やエキスの抽出・配合をおこなっています。

例えばスキンケア製品では、植物エキスの作り置きを一切行わず、目的にあわせた精油やエキスをその都度抽出したものをたっぷりと使用しています。それらはイタリアの植物処方家によって、製品に合わせたオリジナルブレンド。

繊細で複雑なブレンドから織りなされる香りからは、まるで摘みたてのようなハーブ本来の豊潤さ、植物の生命力をダイレクトに受け取ることができます。
また、防腐剤等の保存料の配合を必要最小限におさえています。そのため、通常の化粧品の使用期限（品質保持期限）は3年程ですが、テラクオーレの製品は、製造時から1年半という短い期限のものもあります。そのこだわりこそが、オーガニック植物の素晴らしい香りやエネルギー、心地よいテクスチャーを実感いただける理由のひとつです。

忙しくすぎる毎日の中で、五感全てが充足されていく感覚と、心と身体に向き合う特別な時間をお届けいたします。

香り成分ができるまで The key to our fragrance development

3.香り成分を取り出すときには、花びらに含まれる水分が蒸発してしまう前に、収穫後はすぐに芳香蒸留します。新鮮なまま加工して、香り成分を凝縮します。
4.蒸留後は芳香蒸留水とエッセンシャルオイルに分離します。これらの成分が、テラクオーレのみずみずしく甘いダマスクローズの香りの秘訣です。
5.一部のダマスクローズは乾燥させて、エキスの抽出に使用します。低温で加工し、時間をかけてじっくりと成分を引き出します。
1.ダマスクローズの花は、朝露が蒸発する前にひとつひとつ手摘みで収穫されます。
2.収穫されたダマスクローズはトラックの荷台いっぱいに積まれすぐに抽出場へ運ばれます。

イタリアと日本の熱意がひとつに In collaboration with Italy and Japan

伝統的な植物学の知識と経験をもつイタリアの製造チームと、日本人の肌質や嗜好を熟知する日本の開発チーム。両国は、オンライン上で顔を見ながら日々コミュニケーションを取ることで、新商品の企画開発、品質改善、生産体制のバックアップなど全面においてタッグを組み、サポートし合いながら製品を生み出しています。

”日本人のために”オーガニック製品を届けるために、海外ブランド品の輸入という形ではなく、日本の風土、体質、好みに合わせてオリジナルで製品をつくっています。

豊かな大地とエネルギッシュなオーガニック植物が育まれ、植物学の知識が根付くイタリアで商品開発・生産を、商品企画・評価は日本で行なっています。
商品開発を支えるのは、イタリアでキャリアある植物処方家たち。多種類のハーブを熟知し、香り、色、形などから識別したベストハーブで、商品の特徴に合わせオリジナルレシピを処方しています。

日本で幾度となく試作品テストを繰り返しながら、改良を重ね、日本人の感性を満たす使用感、テクスチャー、香りを追求した製品をつくりあげていきます。
オーガニック植物のパワーを最大限に届け、日本女性がもつ本来の美しさを引き出す。

その想いを基に、両国が一丸なって知恵を絞り、異なる文化やアイディアを理解し合いながら、ユニークでこだわりのつまった製品を日々生みだしています。

イタリアの処方家 maestro

Giulio Mortara ジュリオ・モルターラ

スキンケア製品など、多くの処方を手掛ける約40年のキャリアの植物処方家。オーガニック植物の香りと、日本人の肌に対する効果を重視した独創的なレシピで数々の名品を生み出しています。
Fabio Cesano ファビオ・チェザーノ

ヘアケア製品を手掛ける処方家。代々に渡り薬学に携わる家系で育ち、その環境下で培われた知見を活かしたもの作りを行なっています。
Enrico Piacentino エンリコ・ピアチェンティーノ

アロマディフューザーやオードトワレなど、アロマ製品を手掛ける処方家。ハンドジェルなどの機能性を求められる製品も得意とします。
Piercarlo Dappino ピエールカルロ・ダッピーノ

北イタリア農業組合長。バイオダイナミック農法にこだわり、多くの農家をまとめる存在。ハーブティー、バスハーブ、エッセンシャルオイルなどの開発者。素晴らしい製品は素晴らしい素材から生まれることを教えてくれます。