AUTUMN
2019
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The Everyday
アートを旅する
JOURNEY
008
建築を旅する
大学時代は建築を学び、モデル、女優、写真家……と多彩に活躍するKIKIさん。
「東京は、街に名建築を取り込んでいるところが面白い」という彼女が、建築に出合う旅に出かけました。
2019.10.1
KIKI
きき/東京都生まれ。武蔵野美術大学在学中よりモデル活動を開始。雑誌や広告、執筆活動など多方面で活躍中。登山を愛し、著書に『LOVE ARCHITECTURE』『美しい山を旅して』など。
1
Unique Architecture
中銀カプセルタワー
バックパック
まるでブロックを重ねたような外観の建築物は、不思議な世界に迷い込んだみたい。
カメラ片手でもらくちんなバックパックを選んで、撮影も楽しんじゃおう。
最初に向かったのは、積み木のような外観が目を引く黒川紀章設計の集合住宅、中銀カプセルタワービル。「室内は船室のようなデザインで面白いですね。丸窓も象徴的!」。どんなシーンにも使い勝手のいいバックパックは、秋を感じさせるボルドー色をチョイスして。
item
TROT
WB2 バックパック M
¥8,500
女性にもぴったりな、ひとまわり小ぶりなサイズのデイパック。シンプルなフォルムながら、しっかりと荷物が入る使い勝手の良さ。防水性に優れた生地なのも◎
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2
Coffee Shop
ちょっとひと息
セイフティウォレット
街歩きに疲れたら、緑が見えるカフェでちょっと休憩といきましょう。
必要なアイテムだけを小さなバッグに入れて、リラックスした時間を過ごしたい。
丹下健三が設計した草月会館の中にある、一面ガラス張りの美しいカフェでまったりと過ごす昼下がり。「コーヒー片手に、緑が広がる景色を眺めるなんて贅沢ですよね。ここが東京とは思えない!」。バッグには必要最低限の荷物だけを入れて、心まで開放された気分。
item
andloop
セイフティウォレット
¥3,400
「倉敷帆布」を使用した2019年限定アイテムは、使うほどに深い味わいが。パスポートや貴重品を入れるのにぴったり。ファスナーポケットには小銭やカードを収納可能。
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3
Exhibition
展示を見る
ショルダーバッグ
ギャラリーで開かれていた建築の展示を訪れて、静かなひとときを堪能。
こんなシーンには、シンプルで上品なショルダーバッグを選ぶのが正解みたい。
「建築とデザインを専門とするギャラリーって、日本では珍しいんですよ」と、訪れたのはTOTOギャラリー・間。たっぷりと光が入る美しい空間で、ゆっくりと展示を眺めるKIKI さん。ワンショルダーも斜めがけもOKなシンプルかつ上品なショルダーバッグがよく似合う。
item
LAGOPUS
WP ショルダーバッグ
¥13,000
A4サイズのファイルや雑誌が収納できるショルダーバッグ。ストラップを付け替えれば、ワンショルダーにも斜めがけにも使用できるのがうれしいポイント。
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4
Retro Building
レトロなビルを散策
ショルダーウォレットバッグ
お気に入りのカメラを持って、新橋のビルを散策中。昭和な空気感になんだか懐かしい気分。
お店にも立ち寄りたいから、斜めがけできるウォレットバッグが大活躍!
新橋にあるレトロな雰囲気が漂う、ニュー新橋ビルへ。数ある店舗のなかでもオススメは、ジューススタンド〈ベジタリアン〉。「玉ネギにウコン!? 変わり種もあって楽しい!」。ショルダーウォレットバッグは、カメラを持ち歩くKIKIさんにとってマストなアイテム。
item
Sweet escape
ショルダーウォレットバッグ
¥5,500
カードやパスポート、小銭がすっきりと仕分けでき、スマホも収納できるウォレットバッグ。ストラップを取り外せば、手持ちのお財布としても活躍。
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—— カメラをいつも持ち歩くそうですが、普段はどんなバッグを使っていますか?
KIKI:バッグにはカメラのほかにも本を一冊入れているので、どうしても重くなりがち。やっぱり、軽くて丈夫なバックパックが便利ですね。写真は、建築をめぐって記録として残す、というきっかけから始めました。今はよく登山もするので山岳写真にも夢中なんです!
—— いつも持ち歩いているアイテムについて、何かこだわりはありますか?
KIKI:身につけるものは自然素材を使ったアイテムが好きですね。地域に根ざした技術で作られた民芸品なども愛着が湧きます。水筒を持つようにしているのも、外出先ではなるべくペットボトルを買わないようにするという理由もあって。長く使える上質さを大事にしたいと思っています。
—— 普段づかいしているという、「STLAKT バックパック M」の使いやすさとは?
KIKI:バックパックってアウトドアブランドのイメージが強いけど、「STLAKT バックパック M」はシックなカラーとユニセックスな雰囲気が素敵ですね。ラップトップが入るサイズは重宝します。外出先でちょっと原稿を書きたいという時にも便利!
1_〈LEICA〉MPは10年以上使い続けている愛機。ラップケースは味気がないので、ワッペンでデコレーションして。2_水筒はシーズンを問わずに持ち歩く。コーヒーショップではタンブラーがわりにもなるので便利。3_形を気にせずたたんでバッグに収納できる帽子。4_ストールは〈アトリエシムラ〉のものを愛用。肌触りが◎ 5_青森の「こぎん刺し」が可愛いポーチには、リップ、目薬などの小物を入れて。6_サングラスは一年を通して使う。いろいろ持っているけど、今日は半分にたたんで収納できるこちらを。7_バッグには必ず本を一冊。小説やエッセイなど幅広いジャンルを楽しむ。
KIKI’s
RECOMMEND
item
STLAKT
バックパックM
¥15,000
13インチのノートPCが収納できるクッション付きスリーブポケットを装備したバックパックは、トートとしても使える。簡易ロック付きでセキュリティ機能も安心。
photographer_Sachie Abiko
writer_Shiho Nakamura
designer_Yuma Tobishima
editor_Maki Tsuga, Anna Hashimoto(euphoria factory)
—— KIKIさんが建築に興味をもったきっかけを教えてください。
KIKI:私はもともと理系で、宇宙工学や飛行機のデザインなどにも興味がありました。“目に見えるもの”をつくりたいなって。でも高校時代、実家をリフォームした時に出会った建築家の「美大にも建築科があるよ」というひと言で、進路を決定(笑)。以来、建築の魅力にどっぷりハマっています。